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お葬式・葬儀での足元マナー意外と悩む「女性の喪服の足元」

お葬式・葬儀での足元マナー意外と悩む「女性の喪服の足元」

公開日:2018年03月02日
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葬儀の知らせは急に受けるので、服装や靴など慌ててしまいがちです。だからこそ、葬儀に参列する際、失礼のないようにマナーをしっかり押さえておきましょう。基本的なマナーを理解していれば、あとは天候や季節、葬儀会場の立地などに合わせて臨機応変に対応できます。

葬儀の際は、シンプルなプレーンの黒のパンプスを

葬儀の席では、黒が大原則です。葬儀は弔いの場。靴もスムース素材のプレーンなパンプスを履きます。

  • デザインは、飾りのないシンプルもの
  • ヒールは5~7センチ程度
  • 素材は布製かツヤのない皮製

※光沢のある華やかなエナメル製、殺生をイメージさせるスエード素材や爬虫類製は避ける。

通夜の席では、黒以外の靴もOK

通夜の席では、ダーク系であれば黒に限らず、茶や紺色でも構いません。急な知らせで準備ができない場合は、普段履いている靴でもマナー違反になりません。
ただし、告別式は黒を履きます。訃報の知らせのあとでも、準備する時間があるので、ふさわしい装いで弔意を表しましょう。

履きやすい靴で、状況に応じた対応を

黒の靴がなく、急いで準備した場合でなければ、新品でなく履きやすい、疲れにくい靴を選びましょう。
会場によっては、砂利道を歩いたり、長時間経ち続けたりすることもあります。プレーンなものが原則ですが、ストラップつきや、フラットな靴でも構いません。
その日の天候や会場の立地状況、また体調などを考慮して臨機応変にすることが大切です。
マナーはマナーとして、その日の天候や葬儀会場の立地、その日の体調などを考慮して臨機応変に考えることが大切です。

タイツを履くのはかまわない?ストッキングの色も

肌色のストッキングか黒のストッキングがいいのだろうけど、冬は寒いのでタイツを履いても?と寒い時期は悩むところです。

冬は黒のタイツOK

基本的に遺族は黒ストッキング、参列者は黒か肌色のストッキングを着用します。地域によっては黒のストッキングはNGの場合がありますので、不明な場合は確認するか、肌色のものを選ぶのが無難でしょう。黒のストッキングでも構わない場合、タイツもマナー違反とならないでしょう。しかし、タイツはカジュアルな印象があるので、極厚のものは避け、60デニールくらいの透け感があるものを選びます。

パンツスタイルのマナーは?

パンツスーツの喪服もあるので、パンツスタイルで参列される方もいるでしょう。その際は、黒か肌色のストッキングを着用し、靴はスカート同様黒のシンプルなプレーンのパンプスを選びます。パンツの下に黒もしくは肌色のストッキングを着用します。靴はスカートと同様に黒のシンプルなパンプスを履き、ブーツ、サンダル、オープントゥは避けます。

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