葬儀に参列できない時は弔電を送りましょう。弔電を送るときのマナー
公開日:2018年03月26日
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葬儀に参列できない時は弔電を送り、遺族に対して弔意を表します。文面や呼称など注意すること、知っておくべきことを押さえて、失礼のないようにしましょう。
目次
弔辞のマナー
訃報の連絡を受けたが、やむを得ない事情で葬儀に参列できない場合、弔電を送ります。故人をしのび、遺族にお悔やみの言葉を送りましょう。
気をつけたいのが、「繰り返し」「重ね重ね」など不幸が続くことを連想させる言葉や、「死ぬ」「死亡」など直接的な言葉。これらは忌み言葉と呼ばれ、使うのは避けます。
また、宗教によっても使うべき言葉があります。仏事では一般的な「冥福」「成仏」。これらはキリスト教などでは、ふさわしくないので避けます。
文面はなかなか浮かばないものです。NTTや郵便局など電報サービスの文例を使っても構いません。最近では、プリザーブドフラワーやお線香などがセットになっているものもあります。また、手書きの文書を送れたり、インターネットで注文できたりするサービスもそろっています。
弔電は喪主宛に送ります。送る名前を間違えのないよう、じゅうぶんに注意しましょう。
文面作成のポイント
葬儀の日時、葬儀の場所、喪主の名前、宗教は必ず確認しておきましょう。
弔電の送り先は、葬儀式場が斎場であれば、斎場名気付にします。また、受取人である喪主の名前は間違えのないように葬儀の知らせを確認して、忘れずに記しましょう。喪主の名前がわからない場合は、「故人の名前様 ご遺族様」としても構いません。送り主の名前も忘れずに入れ、葬儀の前日までに手配しましょう。
敬称の記し方(続柄の敬称一覧)
- 父親=ご尊父様
- 母親=ご母堂様
- 夫=ご主人様
- 妻=ご令室様
- 息子=ご子息様
- 娘=ご令嬢様
- 兄弟=ご令兄様、ご令弟様
- 姉妹=ご令姉様、ご令妹様